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単位数マスタの料金や取込方法を解説

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介護保険請求を行ううえで、単位数マスタは必要不可欠なものです。しかし利用する際には、事業所の拠点ごとにライセンスを取得し使用許諾料を支払う必要があるなど、運用方法がやや複雑になっています。また、事業所によっては単位数マスタが不要な場合もあります。

本記事では、単位数マスタに関する概要から使用許諾料や申込方法、簡易入力ソフトへの取込方法までわかりやすく解説します。

単位数マスタとは?

単位数マスタとは、厚生労働省からの告示による介護給付費単位数表等の情報をデータ化し集積した磁気情報です。

正式名称は「介護給付費単位数表標準マスタ」と呼ばれ、介護保険給付の請求を行うシステムの開発及び負担の軽減を目的とし、国民健康保険中央会(以下、国保中央会)が作成、管理をしています。

国保中央会は、この単位数マスタを介護保険の始まった平成12年度から提供を行っており、介護報酬改定などで単位数の変更やサービスの追加、削除があった際にも国保中央会が単位数マスタを更新をし迅速に提供をしています。

単位数マスタの役割

単位数マスタは複雑な介護保険請求において必要不可欠です。単位数マスタに集積されている介護給付費単位数は、介護サービスやサービスの提供時間、要介護状態や人員配置など複数の条件で細かく設定されています。そのため介護給付費単位数のサービスコード件数は約30,000件にまで及びます。

単位数マスタはこれらの情報を約550項目に及び定義し集積することで、複雑な条件に応じて的確なサービスコードを特定し、算定条件の妥当性についてもチェックすることが可能になります。

それにより、該当のサービスコードを容易に見つけられるだけではなく、算定するサービスコードが給付限度額対象なのか、サービスの回数制限はあるのか、などを確認することができ返戻や過誤請求のリスクを減らすことができます。

単位数マスタの申し込み方法

単位数マスタは国保中央会のサイトから申し込むことができます。手順は以下の通りです。

  1. 国保中央会のサイトから利用者申込書様式(様式3号・4号)をダウンロードする
  2. ダウンロードした利用申込書様式に申込情報を入力
  3. 利用申込書様式を印刷し捺印のうえ国保中央会へFAXする
    (FAX時は、送付票等を付けず申込書のみ送付する)
  4. 申込書到着後、国保中央会から必要書類が送付されるので、必要事項を記入し、3で作成した様式と一緒に郵送する
  5. 使用許諾料の請求書が国保中央会から送付されるので、指定の口座に振込を行う

お問合せ先

介護伝送ソフト受付センター
メール: mail-kds@support-e-seikyuu.jp
FAX: 0570-059-455
TEL: 0570-059-405(平日10-17時)


郵送先

国民健康保険中央会 介護マスタ担当
〒100-0014
東京都千代田区永田1-11-35 全国町村会館内

単位数マスタの料金

単位数マスタは使用許諾料として、毎年支払いが必要になります。令和6年度の使用許諾料については以下の通りです。(前年からの変更なし)

  • 1ライセンスあたり9,000円(税込)
  • 複数ライセンス及び追加ライセンスの場合は、1ライセンスあたり6,900円(税込)

単位数マスタのライセンスについて

単位数マスタの使用許諾料はライセンスごとに必要となります。ライセンスの定義については国保中央会の要綱に以下の通り記載があります。

今後提供するすべての物件については、同一事業主体の同一建物内で同一使用用途のために複製及び使用できる権利を、1ライセンスとする。この場合、事業主体とは、保険者・事業者・ベンダー等の区分毎に認定する。

なお、隣接する複数の建物等については同一建物とみなす。

※引用元:国保中央会|令和6年度介護給付費単位数表標準マスタ・利用者募集要綱

つまりライセンスは拠点ごとに必要となり、拠点が増えるにつれライセンスを追加する必要があります。

ただ、隣接する建物については同一建物とみなされ、1ライセンスで使用することも出来ます。利用事例については以下の資料を参照してください。

参考資料:国保中央会|介護給付費単位数表標準マスタにおける利用事例別ライセンス数について

単位数マスタは必ず必要なのか

これまで説明した通り、単位数マスタは介護保険請求を行ううえで必要不可欠のものです。

ただ単位数マスタを取得する必要があるのかについては、介護ソフトの有無や、使用している介護ソフト会社が、単位数マスタのライセンスを提供しているのかによって異なります。

こちらで単位数マスタが必要なケースと、必要ではないケースを解説していますので是非参考にして下さい。

単位数マスタが必要なケース

以下のケースでは単位数マスタが必要となります。

  1. 単位数マスタを組み込むシステムを開発する場合
  2. 単位数マスタを自ら取り込む必要があるシステムを使用する場合
  3. その他単位数マスタの入手を希望する場合

例えば、国保中央会の提供する「簡易入力ソフト」を利用する場合は2に該当し、ソフトとは別に単位数マスタのライセンスを取得する必要があります。

単位数マスタが不要なケース

以下のケースでは単位数マスタの購入は不要です。

  1. 介護保険請求を行わない
  2. 介護ソフト会社がライセンスを取得している
  3. 介護ソフト会社が単位数マスタを独自に作成している

介護ソフト会社が拠点ごとに単位数マスタのライセンスを取得し、介護ソフトと一緒に提供している場合、事業所側でライセンスの取得は不要です。

しかし、国保中央会の提供する簡易入力ソフトのように、ライセンスを提供していないケースもあるため、提供の有無については介護ソフト会社に問い合わせてみるのがいいでしょう。

単位数マスタの取込方法

上記の通り、介護ソフトには単位数マスタが既に取り込まれていることがほとんどです。また事業所側で取込が必要な場合は、介護ソフトによって取込方法が異なるため、契約をしている介護ソフト会社へお問い合わせください。

こちらでは国保中央会が販売している「簡易入力ソフト」に単位数マスタを取り込む方法を解説します。

  1. 簡易入力ソフトへログインする
  2. 画面左側にある「マスタ取込、登録、更新」をクリックする
  3. 「単位数マスタ取込み」をクリック
  4. 「介護給付費単位数表標準マスタ」のCD-ROMをパソコンにセットする
  5. 「標準単位数マスタ」タブを選択する
  6. 「ドライブ」からセットしたCD-ROMを選択する
  7. 「取込元ファイル確認」をクリックする
  8. 「マスタファイル取込み」をクリックする

参考資料:国保中央会|簡易入力ソフトマニュアル

介護保険請求に最適な介護ソフト

これまで解説したように、単位数マスタがあれば効率よく介護保険請求が行えます。しかし利用には国保中央会への申し込みから支払い、ソフトへの取込を全て行う必要があるため、対応できるか不安に思う方も多いのではないでしょうか。

そのような事業所には「まもる君クラウド」がおすすめです。まもる君クラウドならソフト会社側で単位数マスタのライセンスを取得し、ソフトと一緒に提供しているので、事業所側での取得は必要ありません。
また、最新のクラウド技術で直感的な操作を実現し、基本的な操作説明から、返戻対応など手厚いサポートも特徴的です。

月額7,800円(税別)から利用でき、2拠点以上での導入により半額となるセット割引もあります。

導入を検討している介護ソフトが、単位数マスタのライセンスを提供しているのかは、ソフト会社へ問い合わせし確認するようにしましょう。

まとめ

本記事では、単位数マスタの概要からその役割、申し込み方法、使用許諾料の詳細、さらに取込方法や介護ソフトとの関係について詳しく解説しました。

単位数マスタは介護保険請求に不可欠なデータベースであり、適切に活用することで請求業務の効率化や返戻のリスクを軽減することができます。

ただし、民間の介護ソフトを利用している場合には、事業所側での単位数マスタの購入が不要なケースも多く見られます。初めて介護保険請求を行う事業所や、業務の効率化を目指す方は、自社の状況に応じて単位数マスタの利用方法を検討してみてください。

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