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介護ソフトの比較17選!選び方や比較ポイントなどを紹介
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介護現場は慢性的な人手不足と言われています。利用者へのケア以外にも毎月の請求業務や計画書の作成、日々の記録業務など、ケア以外の事務作業が負担になっているのも事実です。
そのような中で、事務作業の負担軽減を考えている介護施設・介護事業所は、介護ソフトの導入を検討してみてください。事務作業を、紙やExcelで管理している場合、それらを介護ソフトへ置き換え電子化することで、業務負担を大きく軽減することができます。
しかし、ネット上で「介護ソフト」と検索すると、様々な介護ソフトがヒットし、自身の事業所に合った介護ソフトを選定するには時間がかかってしまいます。
そのため本記事では、適した介護ソフトの選び方や、比較ポイント、口コミを紹介します。
介護ソフトとは?

介護ソフトとは、介護施設や介護事業所で必要な事務作業に使用するツールのことです。
例えば以下の事務作業にかかる負担を軽減し、利用者への介護ケアに集中できる環境を整える目的で、介護ソフトが導入されます。
- 利用者の個人情報の管理
- 介護記録作成(利用者の日頃の様子や体調管理の記録)
- 利用者のアセスメントシートやケアプランの作成と管理
- レセプト業務(利用者と国民健康保険団体連合会への介護報酬の請求)
- 経費管理や従業員の給与管理 など
介護ソフトによっては、記録の作成のみ可能な介護ソフトや、請求機能のみ有している介護ソフトなど様々です。
関連記事:介護ソフトとは?対応業務や価格帯など分かりやすく解説
人気でおすすめの介護ソフト17選

介護業界で特に人気でおすすめの17の介護ソフトを紹介します。これから介護ソフトの導入を考えている方は、介護ソフトを選ぶ際の参考にしてみてください。
まもる君クラウド|株式会社インタートラスト

介護ソフト「まもる君クラウド」は、インターネット環境があれば利用できるクラウドタイプの介護ソフトです。介護保険請求をはじめ、日々の介護記録作成、ケアプラン・各種計画書の作成まで、介護事業所の運営に必要な事務業務を一通りカバーしています。
対応している事業所種別も幅広く、介護施設だけでなく、居宅介護支援事業所・通所介護事業所・訪問介護事業所など、さまざまなサービス形態で利用できる点も特徴です。事業所規模や提供サービスを問わず導入しやすく、複数サービスを運営している法人でも活用しやすい設計となっています。
料金体系は月額制を採用しており、利用者数や使用するパソコン台数が増えても追加費用が発生しない点が大きな強みです。例えば居宅介護支援事業所の場合、初期費用なし・月額7,800円(税抜)で利用でき、コストを抑えながら請求・記録・計画書作成を一元管理できます。
機能面の充実度と費用面のバランスを考えると、従来のパッケージ型介護ソフトと比べても、導入・運用のしやすさという点で優位性がある介護ソフトと言えるでしょう。日々の事務負担を軽減しつつ、安定した運用を目指したい事業所にとって、検討しやすい選択肢の一つです。
ほのぼのNEXT|NDソフトウェア株式会社

「ほのぼのNEXT」は、介護施設をはじめ、居宅介護支援事業所、訪問介護事業所、夜間対応型訪問介護など、複数のサービス種別に対応している介護ソフトです。事業所の運営形態に応じて利用しやすい点が特徴とされています。
利用者情報の管理やスタッフのスケジュール管理、タブレット端末からの介護記録入力、ネックスピーカーを活用した音声入力、介護報酬請求業務のサポートなど、日々の業務を支援する機能が搭載されています。これらの機能により、記録や事務作業にかかる時間の削減を図ることができます。
また、見守り介護ロボット、ナースコール、ベッドセンサーといった外部機器との連携に対応している点も特徴の一つです。現場の見守り体制や情報共有を強化したい事業所にとって、検討材料となる介護ソフトと言えるでしょう。
ケアカルテ|株式会社ケアコネクトジャパン

「ケアカルテ」は、介護施設や障がい者福祉施設を対象に、介護記録の作成、ケアプラン作成、介護報酬請求といった日常的な事務業務を支援する介護ソフトです。現場業務から請求業務までを一元的に管理できる構成となっています。
介護記録については、AIを活用した音声記録ツールに対応しており、記録作成にかかる時間の短縮を図ることが可能です。入力方法の選択肢を増やすことで、現場状況に応じた運用がしやすい設計となっています。
記録業務の効率化を通じて、職員が利用者対応に充てる時間を確保したいと考える介護施設・障がい者福祉施設にとって、比較検討の対象となる介護ソフトの一つと言えるでしょう。
ケアコラボ|ケアコラボ株式会社

「ケアコラボ」は、パソコン・スマートフォン・タブレットなど複数の端末から利用でき、外出先でも介護記録を閲覧できる介護ソフトです。事業所内に限らず情報を確認できるため、現場状況に応じた情報共有を行いやすい設計となっています。
利用者の状態や日々の様子をスタッフ間で共有できるだけでなく、利用者の家族も閲覧可能な点が特徴です。事業所内外での情報共有を重視した運用を行う場合の選択肢の一つとなります。
また、利用者の人生歴・生活歴、日常の介護記録をペーパーレスで管理・閲覧できるため、紙資料の削減につながります。記録管理の効率化とあわせて、環境面への配慮を意識した運用を検討する事業所にも適した介護ソフトと言えるでしょう。
寿|株式会社 ソフトサービス

介護トータルシステム「寿」は、介護報酬請求、介護記録、経費資料など、介護事業所で発生する各種書類をワンパッケージで管理できる介護システムです。日常業務から管理業務まで、必要な情報を一元的に扱える構成となっています。
法人単位でのデータ統合にも対応しており、複数事業所を運営する法人でも共通データを活用した管理が可能です。これにより、データの二重入力や記入漏れを防ぎやすく、事務作業の整理や管理体制の強化を検討する際の選択肢の一つとなるでしょう。
ワイズマンシステムSP|株式会社ワイズマン

「ワイズマンシステムSP」は、居宅介護支援事業所、訪問介護事業所、通所介護事業所など、在宅系の介護サービスを中心に対応している介護ソフトです。提供サービスに応じた運用を想定した構成となっています。
事業所の種別や規模に合わせて、必要な機能やソフトを組み合わせて導入できる点が特徴です。小規模事業所から大規模事業所、また複数の事業所を展開する法人まで、運営体制に応じた利用が可能とされています。
在宅サービスを中心に、事業規模の変化や拡大を見据えながら介護ソフトを検討したい事業所にとって、比較対象の一つとなるでしょう。
カイポケ|株式会社エス・エム・エス

「カイポケ」は、居宅介護サービスを提供する事業所向けの介護ソフトで、在宅系サービスを中心とした運用に対応しています。
ほか介護ソフトとの違いとして、介護業務以外の事業所運営に関わる業務にも対応している点が挙げられます。職員の採用管理や勤怠管理、事業所ホームページの作成、備品購入など、日常的に発生する管理業務を支援する機能が用意されています。
あわせて、介護記録の作成や介護報酬請求業務にも対応しており、介護現場の業務と事業所運営に関わる業務を、ひとつの仕組みで管理できる構成となっています。
けあ蔵|アルティウスリンク株式会社

「けあ蔵」は、介護報酬請求業務に特化した介護ソフトです。国保連への請求業務に関わる作業を中心に支援する構成となっています。
国保連への伝送サービスを利用することで、請求データの送信にかかる作業時間の削減や、入力ミスによる返戻リスクの軽減を図ることができます。請求業務における事務負担を整理したい場合に、活用されるケースがあります。
また、他社メーカーの介護ソフトで作成した介護報酬請求書データにも対応しており、国保連への伝送を月額1,000円で行える点も特徴です。既存の介護ソフトを変更せずに、伝送業務のみを切り分けて利用できる仕組みとなっています。
福祉の森|株式会社日立システムズ

「福祉の森」は、高齢者介護、障がい者支援、医療、保育施設など、幅広い分野に対応している介護ソフトです。複数の領域での利用を想定した構成となっています。
ナースコールやマットセンサー、赤外線センサーなど、各種見守りシステムの稼働状況を一覧で確認できる点が特徴です。現場の見守り機器に関する情報を集約して把握しやすい設計となっています。
また、分野や事業所ごとに必要な機能を組み合わせて利用できる仕組みが用意されており、提供サービスの内容に応じた運用が可能です。複数分野にまたがる業務を整理したい法人での活用も想定されています。
介舟ファミリー|株式会社日本コンピュータコンサルタント

「介舟ファミリー」は、介護保険制度と障がい者福祉制度の両方に対応している介護ソフトです。介護分野と障がい者分野をまたいだ運用を想定した構成となっています。
介護記録の作成をはじめ、サービス提供帳票の管理、送迎スケジュール作成、簡易的な給与管理、介護報酬請求業務など、両制度で共通して利用できる機能が搭載されています。複数の業務をまとめて管理しやすい点が特徴です。
また、導入前後を通じて電話サポートや遠隔サポートが用意されており、操作方法や運用面で不明点が生じた際に相談できる体制が整えられています。サポート体制を重視した導入を検討する事業所でも利用されています。
カナミック|株式会社カナミックネットワーク

「カナミック」は、日々の介護記録から経費管理まで、事業所運営に関わる業務を統合的に支援する介護ソフトです。現場業務と管理業務の両面での利用を想定した構成となっています。
介護記録の管理に加え、売上管理や入金管理といった運営管理業務にも対応しており、事務作業の整理を行いやすい点が特徴です。また、スタッフ間での情報共有を支援する機能も備えており、業務内容や利用者情報をチーム内で共有しやすい仕組みとなっています。
現場業務と事業所運営をあわせて管理したい場合に、導入事例のある介護ソフトの一つです。
ケア樹|株式会社グッドツリー

「ケア樹(けあき)」は、基本月額料金が無料で、利用するオプション内容に応じて月額費用が変動する料金体系を採用している介護ソフトです。2カ月間の無料トライアルが用意されており、導入前に操作性や機能を確認できる仕組みとなっています。
ナースコールやベッドセンサーなど、各種センサーとの連携にも対応しており、見守り機器と介護記録をあわせた運用が可能です。主に地域・居宅での介護サービスを中心に利用されています。
また、導入後のサポート体制や操作画面のデザインについても、利用環境を考慮した設計がされています。料金体系や運用方法を柔軟に検討したい事業所で導入されている介護ソフトです。
ナーシングネットプラスワン|プラスワンソリューションズ株式会社

「ナーシングネットプラスワン」は、介護ソフトの導入を初めて検討する事業所を想定した構成の介護ソフトです。操作性や機能をシンプルにまとめた設計となっています。
国保連への請求業務や各種帳票の作成、スタッフのシフト作成など、日常的に発生する業務に対応しています。基本的な業務を中心に、導入初期でも運用しやすい構成です。
料金設定についても、新規開業時の導入を想定した内容とされており、必要な機能を備えつつ、運用を始めやすい点が特徴の一つです。
トリケアトプス|岡谷システム株式会社

「トリケアトプス」は、介護保険制度および障がい者福祉制度の両方に対応している介護ソフトです。介護分野と障がい者分野を横断した運用を想定した設計となっています。
国保連への請求書作成をはじめ、利用者への請求書作成、スタッフの給与計算など、日常的に発生する事務業務に対応しています。請求業務から職員管理まで、事務作業をまとめて管理できる構成です。
また、画面レイアウトやメニュー配置は、操作内容が把握しやすい構成とされており、業務内容に応じた利用が可能です。
ケアウィング|株式会社ロジック

「ケアウィング」は、訪問介護・訪問看護などの訪問系サービスに加え、施設系サービスにも対応している介護ソフトです。複数のサービス形態での利用を想定した構成となっています。
専用のICタグを用いた入退出管理やシフト表の作成、音声入力による記録作成など、記録業務を中心とした機能が搭載されています。クラウド型のシステムのため、訪問先からの入力やテレワーク環境での利用にも対応しています。
一方で、国保連への請求機能は備えていないため、介護報酬請求を行う場合は、別途介護保険請求ソフトを用意する必要があります。記録業務と請求業務を分けて運用する形となります。
かんたん介護ソフト|株式会社LITALICO

「かんたん介護ソフト」は、国保連請求業務および事業所管理に対応している介護ソフトです。介護保険に加え、障害者総合支援や移動支援にも対応しており、複数制度での運用を想定した構成となっています。
月額1万円台で利用でき、保守費用やバージョンアップ費用が発生しない料金体系を採用しています。コストを抑えた運用を検討する事業所に向けた設計です。
また、移動支援や重度訪問介護などの訪問系サービスを中心に対応しており、シフト作成や給与計算機能も備えています。訪問系サービスの事務管理をまとめて行いたい場合に活用されています。
ファーストケア|株式会社ビーシステム

「ファーストケア」は、請求業務・介護記録・情報共有を一つの仕組みで行えるパッケージ型の介護ソフトです。4,000事業所以上での導入実績があるとされています。
居宅サービスに加え、施設サービスにも対応しており、提供サービスの形態に応じた運用が可能です。また、ナースコールや見守りセンサーとの連携にも対応しており、現場の見守り機器とあわせた活用が想定されています。
中小規模事業所から大規模施設まで、事業所規模に応じた利用が行われている介護ソフトです。
介護ソフトのタイプ

介護ソフトには約100以上のタイプ・種類があります。介護施設のどの事務業務の負担を減らしたいかによって、適したタイプの介護ソフトを選んでください。
しかし、あまりにも多い介護ソフトの種類の中から、「どれを選べばいいのか分からない」と悩む運営者は少なくありません。ここからは、介護ソフトのタイプについて紹介していきます。
パッケージタイプとクラウドタイプ
介護ソフトには大きく分けて「パッケージタイプ」と「クラウドタイプ」の2種類があります。この二つは、介護ソフトが「どのような環境で使用するのか」が大きく異なります。
しかし、「それぞれの違いが分からない」と悩む運営者も少なくありません。そこで、パッケージタイプとクラウドタイプのそれぞれの違いと、メリット・デメリットを解説します。
【「パッケージタイプ」と「クラウドタイプ」の違い】
| パッケージタイプ | クラウドタイプ | |
| 使用方法 | パッケージタイプの介護ソフトを販売している会社の「CD‐ROM」、または「介護ソフト会社のホームページ」から、各介護施設のパソコンに介護ソフトをインストールする。複数台のパソコンで使用する場合、インターネット環境が必要。 | クラウドタイプの介護ソフトを販売している会社から、「ID」と「パスワード」を発行してもらう。各事業所のパソコンやスマートフォン、タブレットから介護ソフトを立ち上げ、「ID」と「パスワード」を入力することで、使用可能。インターネット環境を介することで、外出先からでも利用可能。 |
| 費用 | 「初期費用とデータの保守料を一括で払う」「必要な費用を一括で払う」の2つの支払い方法がある。初期費用だけでも高額なため、まとまった費用が必要。介護ソフトのアップデートに費用がかかる場合がある。 | 月額料金として支払うケースが一般的。月額も比較的安価に抑えることができ、初期費用がかからない介護ソフトもある。そのため、開業直後の介護事業所や、小規模介護施設でも手軽に利用できる。 |
| データの保管方法 | 各パソコンにデータを保管。パソコンの故障や自然災害などの場合、介護ソフトのデータが全て消えてしまうリスクがある。しかし、介護ソフトを導入したパソコンからしかアクセスできないため、情報漏洩のリスクが低いことが特徴。 | 介護ソフトに入力した情報やデータは、介護ソフトの販売会社がクラウド上で保管するため、パソコンの故障や自然災害などの場合でもデータの復旧が簡単。しかし、「ID」や「パスワード」を外部に漏らしてしまうと、情報漏洩につながるので注意が必要。 |
| 利用期間 | データの保守料がかかる介護ソフトは、利用期間が限られていることが一般的。途中解約をすると違約金が発生する。 | 介護ソフトの利用料は月額料金として支払うため、利用期間の制限は特にない。 |
| セキュリティ | 外部のパソコンやスマートフォン、タブレットなどから介護ソフトにアクセスできないため、情報漏洩のリスクが低い。 | インターネットを使用して介護ソフトを利用するため、IDやパスワードの管理を怠ると、外部からのハッキングや情報漏洩の被害に遭うリスクが高まる。 |
【「パッケージタイプ」と「クラウドタイプの」それぞれのメリット・デメリット】
| パッケージタイプ | クラウドタイプ | |
| メリット | インターネット環境がなくても利用できる情報漏洩のリスクが低い | インターネット環境があれば、場所を選ばずに利用できる初期費用が無料または安価パソコンが壊れた場合でも、データが復旧できる |
| デメリット | 事業所のパソコンでしか利用できないデータ保守料やアップデートなどで追加費用がかかることもある初期費用が高額で、利用期間の制限がある | 介護ソフトを利用するためには、常にインターネット環境が必要外部からのハッキングや情報漏洩のリスクがある介護報酬請求の時期はアクセスが集中しやすくなる |
関連記事:クラウド型の介護ソフトとは?メリットや導入方法を解説!
単体機能の介護ソフトと複数機能の介護ソフト
介護ソフトによってどの程度の機能を有しているのかは異なります。介護保険請求や簡単な記録機能のみを有した介護ソフトもあれば、記録・計画書・請求の主要機能を、一気通貫で管理できる介護ソフト。介護記録に特化し記録に関連する複数機能を有したアプリなど様々です。
基本的には、単体機能の介護ソフトは安価で、複数機能を有する介護ソフトは高額になる傾向がありますが、複数機能のソフトでも、先述した「クラウドタイプ」であれば比較的安価に導入できるソフトもあります。
また、介護ソフトの導入に使える補助金もありますが、「記録や請求業務などを一気通貫で管理できるソフト」が条件となっているケースもあります。
大規模から小規模までさまざまな事業所に対応できるタイプ
先述したように、介護ソフトは主に「パッケージタイプ」と「クラウドタイプ」の2つに大別されます。さらに、その2種類から枝分かれするように、多くの会社が介護ソフトを販売しているのです。
当然、介護事業所の規模感によって、適している介護ソフトとそうでないものがあります。
「まもる君クラウド」や「カイポケ」などの介護ソフトは、大規模から小規模までさまざまな事業所に対応しています。
介護保険請求向け
介護現場の介護職員だけでなく、介護事務の方でも使用しやすい「介護保険請求向け」の介護ソフトもあります。
「楽すけ」や「かんたん介護ソフト」などの介護ソフトが、介護保険関連や介護報酬請求などに特化しています。
介護ソフトを比較するポイントや選び方

介護ソフトには、さまざまなタイプやプラン内容があり、自社に合った予算やプラン内容、機能が備わっているかを確認する必要があります。ここからは、介護ソフトを比較して選ぶ際のポイントについて見ていきましょう。
入力機能が充実しているか
介護現場で働く介護職が一番時間をとられている業務、それが利用者一人ひとりの介護記録作成です。
歴史ある介護施設では、「紙にボールペンで記録する」というアナログな方法で介護記録を作成しているケースも少なくありません。介護ソフトでは、音声入力や介護記録から日誌への自動転記などの機能があるものを選ぶことで、介護職の負担が軽減します。
また、クラウドタイプの介護ソフトであれば、複数のパソコンやスマートフォンからでも入力が可能です。在宅勤務や外出先からの入力も可能で、登録されている情報もリアルタイムで共有することができます。
外部機器と連携できるか
タブレット端末や、血圧計・体温計などのバイタル機器との連携により、利用者のデータを介護ソフトへ自動入力してくれる機能をはじめ、ネックスピーカーからパソコンへの転記や他のスタッフへの伝達が行われるシステムがあります。
どのような外部機器との連携ができるかによって、情報共有のスムーズさは異なります。
さまざまな業務の効率化を図れるか
介護記録や計画書作成などの、さまざまな業務が1つの介護ソフトで行えると、業務の効率化が向上します。業務ごとに管理するソフトが異なると、同じ情報を何度も入力する必要があり、転記ミスなどの人為的ミスの原因にもなりかねません。
当然、運用する介護ソフトが増えると、費用面での負担も増えてしまいます。
1つの事務業務だけに集中するのではなく、あらゆる事務作業や事業所のニーズに対応してくれる介護ソフトを選ぶことが大切です。
操作や運用がしやすいか
介護現場では、30~50代の女性介護職員が多く働いている傾向にあります。「これまで介護ソフトを導入したことがない」という職員でも導入しやすいかどうか、またこれまでパソコン操作をしたことがない人でも操作しやすいかどうかを重視してください。
無料体験やデモンストレーションを実施している介護ソフト会社もあります。操作したい画面をすぐに開けるのか、ボタンの配置は分かりやすいか、ページ速度は最適か、などに着目することで、より使いやすい介護ソフトが見つけられます。
予算に見合っているか
介護ソフトは数千円で導入できるものもあれば、数万円で導入できるものもあります。自社の予算に見合っているかどうか、自社に必要な機能が付いているかを見極めることで、よりコストが低く、自社のニーズに応じた介護ソフトを導入できます。
なお、介護ソフトの利用後に追加料金がかかる場合もあり、介護報酬改定などでバージョンアップが必要な際に、更新料が必要になるケースもあります。本体価格だけで判断しないことが重要です。
関連記事:安い介護ソフトはある?料金相場や比較すべきポイントを含めた選び方も紹介
サポートは手厚いか
介護ソフトを選ぶ際は、利用後のサポート体制までしっかり確認することが大切です。操作説明が文章だけでなく、画像や動画も添付されているか、コールセンターの対応時間が短くないか、いつでも相談できるかなどをチェックしてください。
口コミ評価はいいか
介護ソフト導入の相談や資料請求には、基本的にメリットしか書かれていません。もしくは、デメリットや注意点は小さく目立たないように記載されていることがほとんどです。
そのため、介護ソフトの会社に問い合わせるだけでなく、さまざまな口コミサイトを比較して「良い評価」「悪い評価」のどちらが多いか確認しておきましょう。また、どちらの評価も「評価内容」をしっかり読んでおくことが重要です。
まとめ

本記事では、介護ソフトの種類と、その中から17ソフトに厳選してそれぞれの特徴を比較しました。
介護ソフトの導入をこれから検討している方や、まずは数ある介護ソフトの特徴を知りたいという方は、ぜひこの記事の内容を参考にしてみてください。自社の運営やニーズに合う適切な介護ソフトを選び、業務の効率化を目指しましょう。
介護現場に必要な機能が網羅されており、コストパフォーマンスが高い介護ソフトをご検討中の方はぜひ「まもる君クラウド」の利用をご検討ください。